【無料/印刷】旅人算基礎・無限ドリル(出会い・追いつき線分図付き)

【無料/印刷】旅人算基礎・無限ドリル(出会い・追いつき線分図付き) 中学受験・高学年

【無料/印刷】旅人算・無限ドリル(中学受験・特殊算)

中学受験算数の頻出単元「旅人算」の練習プリントです。
「出会い」と「追いつき」の基本パターンを、線分図つきで学習できます。
※このドリルは「基礎固め(偏差値50前後)」向けです。
難関校を目指すには、まずこのレベルを即答できる速さが必要です。

そもそも「旅人算」とは?「出会い」の例題で解いてみましょう

旅人算は、2人の人物が同時に動くときの「距離」「速さ」「時間」の関係を求める問題です。 ポイントは、2人合わせてどれだけ差が縮まるか(または離れるか)を考えることです。

【例題】兄は分速80m、弟は分速60mで、家と公園から同時に向かい合って出発したところ、10分後に出会いました。家から公園までの距離は何mですか。
  1. 1分間に、2人の距離がどれだけ縮まるか考えます。
    兄と弟が互いに近づいてくるので、1分あたり 80+60=140mずつ縮まります。
  2. それが何分間続いたかをかけます。
    10分間ずっと140mずつ縮まり続けたので、140×10=1400m
  3. これが最初の距離になります。
    出会うまでに縮まった距離の合計が、そのまま家から公園までの距離です。答えは1400m

「追いつき」の場合は、後ろの人が前の人より速い分だけ、1分ごとに差が縮まっていく、と考えます。「出会い」は速さを足す、「追いつき」は速さを引く、この違いを線分図とセットで覚えるのがコツです。

旅人算(基礎)の学習ポイント

旅人算は、中学受験の算数において「速さ」の単元の中でも特につまずきやすい分野です。 その理由は、自分一人だけでなく「相手の動き」も同時に考えなければならないため、計算式だけでは状況を把握しづらくなるからです。

この壁を乗り越えるための最強の武器が「線分図」です。 「出会い」は2人が近づく動き、「追いつき」は差が縮まる動きを、一本の線の上に整理して描く力が求められます。

【このドリルの活用方法】

  • 線分図の「型」を覚える:このドリルでは、問題ごとに正しい線分図が自動で表示されます。まずは「出会い」と「追いつき」、それぞれの図の描き方(矢印の向きや長さの感覚)を目で見て覚えましょう。
  • 基礎の反復練習:難関校の複雑な問題も、結局はこの「出会い」と「追いつき」の組み合わせで解けます。迷わず図が描けるようになるまで、何度も数値を入れ替えて練習してください。

よくある間違い

① 「出会い」と「追いつき」で、速さを足すか引くかを逆にしてしまう
向かい合って進む「出会い」は速さを足し、同じ方向に進む「追いつき」は速さを引きます。この2つを逆にしてしまうミスが最も多く見られます。問題文の「向かい合って」「同じ方向に」という言葉に、必ず印をつける習慣をつけましょう。
② 線分図を描かずに、いきなり式を立てようとする
頭の中だけで状況を整理しようとして、途中で混乱してしまうケースです。特に「追いつき」の問題では、2人の位置関係を線分図で可視化してから式を立てる方が、圧倒的にミスが減ります。
③ 単位(分速・時速)の変換を忘れる
問題文の中で「時速」と「分速」が混在している場合、単位をそろえずに計算してしまうミスです。式を立てる前に、すべての速さを同じ単位(分速など)にそろえる習慣をつけましょう。

何年生で習う?レベル別の目安

以下はあくまで一般的な目安です。塾や教材によって、習う時期や呼び方には幅があります。

レベル目安学年出題傾向
出会い算(基本)4〜5年生〜速さの単元で最初に習う、旅人算の入り口。
追いつき算(基本)5年生〜「差が縮まる」という感覚をつかむ、標準レベル。
出会い・追いつきの混合(実戦)5〜6年生〜問題文からパターンを見分ける判断力が求められる段階。

保護者の方へ:家庭での教え方のコツ

旅人算は、公式(速さの和・差)を覚えるだけでは応用が効きにくい単元です。「今、2人はどんな位置関係にあるか」を毎回イメージさせることが、理解を深める一番の近道です。

  • 実際に歩いて体感させる:可能であれば、家族2人で実際に向かい合って歩いたり、同じ方向に歩いたりして、距離が縮まる感覚を体験させてみましょう。抽象的な式の意味が、体感を通じて理解しやすくなります。
  • 線分図を声に出しながら描く:「兄はここから、弟はここから」と、線分図を描きながら状況を声に出して確認させると、頭の中の整理が進みます。

よくある質問(FAQ)

Q. 「出会い」と「追いつき」、どちらから練習を始めるべきですか?
A. まずは「出会い」から始めるのがおすすめです。速さを足すだけのシンプルな構造のため理解しやすく、その後の「追いつき」(速さを引く)の理解の土台にもなります。
Q. 線分図がなかなか自分で描けません。どう練習すればいいですか?
A. このドリルの図を見ながら、同じものをノートに書き写す練習から始めてみてください。何度か繰り返すうちに、矢印の向きや長さの感覚が身についていきます。
Q. 基礎ができたら、次は何を練習すればいいですか?
A. 「時間差スタート」「折り返し(往復)」「周回コース」といった応用パターンに進むのがおすすめです。これらはすべて、基礎の「出会い」「追いつき」の組み合わせでできています。

まとめ:旅人算は「速さの和・差」の使い分けがすべて

旅人算の基礎は、「向かい合うなら足す、追いかけるなら引く」というシンプルなルールに集約されます。このルールを線分図とセットで体に染み込ませれば、応用問題にも自信を持って取り組めるようになります。

中学受験算数の特殊算を単元別にまとめたページも用意しています。「中学受験算数 特殊算まとめ」はこちらから、つるかめ算・植木算・数列など他の単元もあわせてチェックできます。

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